日溜りの窓辺でお茶を

40代おひとりさま適当暮らし

エアガールでの中折れ帽 そして地震

先に地震があったわけですが。
免震構造のせいか、結構揺れる…
自宅は全く問題なかったけれど、実家のランニングマシンのベルト部分を上げて止めたまま帰ってきたのを思い出した。
そう簡単にバランス崩れはしないだろうけど、安全を期して降ろしておくべきだったなー。
すぐ隣にはアンティーク家具があるし…
それにしても、10年の節目に思い出したかのように余震が続くなぁ。


その後ダラダラご飯食べてテレビ見ていた流れで、エアガールを視聴。
本当はフィクション要素のない歴史もの、つまりはドキュメンタリーが好きなんだけど、関心のあるテーマだったので。
(その前の番組でゲストに出ていた広瀬すずちゃんが可愛かったのもある笑)

感想。
ツッコミどころはあるけれど(生地感や所々昭和じゃなくて今っぽすぎるとか)、トータルとして楽しみました(何故上から…)。

ただ、描き方として松木を生かす立ち位置としては当然なんだけど、それでも白洲次郎がイメージ通り半分、え〜?半分。

どうしても、「黎明の風(宝塚歌劇団宙組)」と「ドラマスペシャル 白洲次郎(伊勢谷友介/中谷美紀)」のイメージが強くて。
あと親の蔵書だけど白洲正子の本も読んでいたんだけど…
あんなに売○奴っぽい偏った描き方…どうなん?
GHQから「従順ならざる唯一の日本人」と言われたのに?

あと気になったのが2つ。

1.白洲次郎役の藤木さんの中折れ帽子の被り方が男役
2.せっかく家のシーンがあったのに白洲次郎が着物でジーンズ履いてないうえ、武相荘には見えなかった

って、どっちも白洲次郎かい!

や、1は共演者にゆう(真飛聖)さんがいたし、他の理由かもだけど、なんか“男性がカッコいいと思う被り方”と違うんだよなー。
研究し尽くした男役スターさんの角度なんだよなぁ〜。
カメラ・照明の角度と影まで計算した。

ドラマ自体は見てないけど生田斗真さんが白洲次郎役をされたフォトを見たら、普通の被り方だったし(笑 悪いことじゃないです!普通です!)


それこそ白洲次郎は、先日退団発表された轟さんがされたお役ですしね。
でもって当時の宙組トップは真飛さんの同期タニちゃん(大和悠河)。
いや、それが何だですが。
東京公演のみですが、何回見に行ったっけな。
少なくとも3〜5回は観劇したわ。

「葬式無用 戒名不用」
の後ろから落とし幕でシルエットから現れる轟さんの白洲次郎
うめちゃんが残念ながら怪我で休演だったけれど、主題歌も好きで、夢夢しくもなく、でもコメディ要素もあり時代の象徴も分かりやすく盛り込まれていて。

今でも思うのは、タニちゃんマッカーサーの「あの国は今叩いておかなければ!」の台詞まで現代の情勢下でも言わせた先生の狙い…。
穿ち過ぎかもしれないが、拉致問題が3歩進んで2歩下がった後だっただけに。。
絶対必要な台詞かといえば、無くても進行はできたと思う。
占領の終結マッカーサーの本国帰国を正しく語るには朝鮮戦争は外せないけど、舞台の台詞としてはね。


なんか感想が逸れたけど、実際にJALには日本初の女性機長が今も現役でいらっしゃるんですよね。
ドラマラストシーンでは、小鞠の孫はコ・パイになっていましたが。
(撮影用セットを使うせいか、こういう時ってボーイングのコックピットだよね…神奈川のスタジオか?エンドロールは動体視力が追いつかなく見れていない)
でも日本初女性パイロットとなると戦前どころか大正なんですね。
まだまだ世界的にも、日本はさらに女性のパイロットは少ないですが、パイロットに限らず各首長や幹部といったものも、別に男女関係ないものが殆どなので(歌舞伎とか宝塚とか特殊なものを除き)、才と努力を惜しまない人には是非目指して実現していただきたいものです。

結局ね、生殖とか生物学的にどうしようもないこと以外、男女は関係ないんですよ。
能力があるか、向いているか、努力しているか。
それだけなんです。